こんにちは。守田ゆき江です。
前回の続きです。
感動ついでにもう一件。
つい数日前、
西谷先生の元を卒業したばかりの頃に
鑑定させて頂いた方から
Fecebookからメッセージをいただきました。
・・・
卒業したばかりの頃、西谷先生に
「手相だけではいけません。何か朴術を習うと良いですよ」
と言われていた私はタロットを習いに走りました。
初めてタロットを習いに行ったのは川本義巳先生のところ。
メンタルコーチだけど、タロットもやってはる人です。
(やってはった、かな?今はタロットやってはりません。)
その時、『手相を観てお金をもらう』って事に
気が引けていた私は、
手相を観てお金をもらうなんてようせえへんかった。
川本先生はそんな私の背中をぐいぐい押してくれました。
「ゆき江ちゃんの手相鑑定は凄いよ!
きちんとお金をもらうべきだよ!」
「早くブログを書くべきだよ!」
都度つど差し込まれた川本先生のコーチングで
私は自分の土俵に立てたと思っています。
川本先生の自宅でのタロット勉強会にふらっと参加した時、
初対面の受講生同士での自己紹介で
手相の話題で盛り上がり、
受講生さんを占わせて頂く事になりました。
しかも有料で。
お金を頂く事にまごついている私を横目に
川本先生が
「お金もらわなアカンよ、
みんな、払うから見て欲しい、って言ってるでしょ?
ここでゆき江ちゃんがする事は無料で見る事じゃなくて、
この人たちが払ってくれるお金に見合うだけの鑑定をすることだよ」
そうして、初めて鑑定で数千円を手にしました。
帰りの電車での嬉しかったこと!
・・・
その、初めてのお客様の内のお一人、
かおりさんからメッセージが来たのです。
メッセージには挨拶と、自己紹介、
そして手相占いを受けたときの事。
「あの時のメモが出てきて読み返してみたら、
今の年齢までのことが書いてあって、
その時言われた表現では「?」ってとこが沢山あって
理解できなかったんだけど、今読み返すと、
こう言われてるけど
表現をこの事に変えると当たってるなぁ!
と言うことが沢山ありました(゚o゚;
ゆき江ちゃんの羅針盤的鑑定はすごいね♪
また機会があったら是見て頂きたいです(≧∀≦)
見てもらうならゆき江ちゃんと決めています(*^^*)
すごく心の支えになって頑張って来れたからo(^-^)o
ゆき江ちゃん、ありがとう(*^▽^*)」
読んでいて、
あの時の事がぶわぁ~~っと思い出されました。
頭に冷や汗をかき、
目と前頭葉がフル回転したあの鑑定。
両手で頂いた千円札の事。
あの鑑定がかおりさんの頑張らなアカン時に、
支えになったんやったらすごい事や。
私は占いでこの人の夢を支えたんや。
かおりさんありがとうございます!!!!
ブログで使っていいって許可くれた事も、
ありがとうございます!!!
嬉しい気持ちが落ち着いてからもう一度読むと、
私の鑑定のクセを
うまく言い表してくれてる文やなぁと気づきました。
手相って『神の視点』で『人生を見る』って言う位で、
手相で人生の組み立てについてをテーマにしちゃうと
その時ピンと来る人ってあんまいいひんのよね。
年配の方が通ってきた道の事を言われたとしても、
いきなりはピンと来ないみたい。
じわじわじわ~っと日にちが経つにつれ
あぁ、あれの事を言うてたんか、ってなる。
だから大概はその時、情報を渡されたはいいけど、
理解できひんまま
「ふーん、まぁ、そうなんかな?」と
鑑定用紙をしまうことになってまう。
今の私はココの感想を
「へぇ~、そうなんや、面白いなぁ、未来が楽しみ。」
ってとこまで持って行けてる感じやと思う。
それは正直、リサイタル的楽しみ方であって、
本質をガッツリ受け取れた清涼感ではない筈や。
まだ私はココまでなんや。
それでも、その言われた年齢になってみたり、
時間が経って整理が着いた時に
「あ~、こう言う事やったんか~~!」って思うんよね。
自分のことがテーマやから生きてたら勝手に消化する。
2年前の鑑定でも本質は読めていたみたいやけど、
お客さんに「?」って思われているようではまだまだやってんな~。
もっと、その「?」を少しでも減らして
「!」に替えてゆく事が
私の課題やと思う。
リサイタルじゃなくって。
今、ココ、の対処療法的な手相占いは
盛り上がるし、ウケるんやけど、
いつまでたっても薄っぺらい。(これ、失言ですか?)
私が重心置いてやってるのは
人生の組み立てについて読む方の手相やねん。
その人が産まれて来る前から
人生をどういう組み立てで用意してきたのか、
その情報を丁寧に読んで手渡す事ができるなら
充分に価値があると思ってる。
だから丁寧に観たいし、話し続ける。
すみれ堂で1日おひとり、
ガッツリ観るのに適したテーマだと思ってる。
手相にある壮大な情報を
如何に本人さんに伝わるように説明するのか。
手相にしるされた
何十年もの道のりを
何年かで成り立つ人生の区切りを
ポイントにある出来事の種類を
才能の方向を
心の様子を
言葉を山のように出さなくても
スパンって受け取ってもらえるような鑑定をしたい。
ヒトが自分の未来の情報に対して
そないにクリアに納得して受け取れるかどうかはおいといて
発信者である私が理想を見とかな行けるもんもイカンやろう。
今はそれを補うために言葉を尽くして
その人の手相について話すスタイルやけど、
いつか言葉少なにバシーッと鑑定できる占い師になれるやろか。
そんなん私とちゃう気もするけど、
そうなったらかっこええなぁ、と思う。